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ネット用語の「炎上」は英語で?ツイッターやブログで批判や反感をかう表現!

 

 

今回は「炎上」に関する英語表現です。

ツイッターやフェイスブックなどのSNSの普及で、芸能人やインフルエンサー問わず、一般人も自分の意見や考えを発信できるようになりましたよね。その結果、情報が手に入りやすくなった半面、発言の内容によっては、物議をかもし、炎上する人も増えてきました。

そこで、今回の記事では「反感や反発を買う(炎上)」に関する英語をお伝えします。

 

 

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炎上は英語で?(反感・反発を買う)

 

 

まず、ご紹介する「炎上」の英語表現は「backlash(反感・反発)」です。

この「backlash」というのは名詞で、元々は、ピンと張ったロープが切れた時に後ろに跳ね返る。その「跳ね返り」を示すことから「反発」や「反感」という意味を表すことができます。

具体的な例文としては「The famous actor faces backlash over the latest twitter post.(その有名俳優は最近ツイッターの投稿で炎上した)」や「The celebrity immediately received backlash on twitter.(そのセレブはすぐツイッターで反感をかった)」のように使います。

尚、「わざと炎上する人」は「flamer」と呼び、通常の炎上騒ぎではなく「収拾がつかないほど大きな炎上騒ぎ」は「flame war」と呼びます。ネット社会ならではの造語で面白いですね。

 

●「backlash(反感・反発)」を使った例文
・The famous actor faces backlash over the latest twitter post.
・その有名俳優は最近ツイッターの投稿で炎上した
・The celebrity immediately received backlash on twitter.
・そのセレブはすぐツイッターで反感を買った
●「backlash(反感・反発)」を使った会話文
・Aさん : What are you looking at?
・Aさん : 何を見てるの?
・Bさん : She got huge backlash on twitter again.
・Bさん : 彼女またツイッターで大炎上しちゃったよ
・Aさん : You know what? That’s the way she makes money.
・Aさん : あのねぇ、それが彼女の稼ぎ方なんだよ

 

 

炎上は英語で?(ネット上での攻撃)

 

 

つづいて、ご紹介する「炎上」の英語表現は「flame / be flamed(炎上する)」です。

この表現で使われている「flame」は、名詞として使うと「炎」という意味になります。一方、動詞として使う場合は「~を炎のように燃え上がらせる」、つまり「激しく批判する、罵倒する」という意味で使います。因みに、こちらの表現に関しては「ネット上での攻撃」を意味しておりますので、実社会で批判をする際には使われません。

具体的な例文としては「The famous writer got flamed in the post.(その投稿で、有名な作家は炎上した)」や「His followers flamed him because of his insensitive comment.(彼のフォロワーは、彼のデリカシーのないコメントを激しく批判した)」という感じで使います。

尚、通常文で使う場合は「A flame B(AがBをネット上で攻撃する)」のように、主語と目的語が必要な文になり、攻撃される側をメインにする場合は、受動態「A is flamed(Aがネット上で攻撃される)」と表現する必要があるので、文型には注意しましょう。

 

●「flame / be flamed(炎上する)」を使った例文
・The famous writer got flamed in the post.
・その投稿で、有名な作家は炎上した
・His followers flamed him because of his insensitive comment.
・彼のフォロワーは、彼のデリカシーのないコメントを激しく批判した
●「flame / be flamed(炎上する)」を使った会話文
・Aさん : Did you see the John’s comment? It was awful. He sounds like looking down on his fans.
・Aさん : ジョンのコメント見た? ファンを見下しているって感じ
・Bさん : That’s why he gets flamed so many times.
・Bさん : だから何度も炎上しているんだよ
・Aさん : I don’t follow him any more. It makes me mad!
・Aさん : もう彼をフォローするのやめるわ。くそムカつく

 

 

炎上は英語で?(ネット上&実社会での攻撃)

 

 

つづいて、ご紹介する「炎上」の英語表現は「come under fire(炎上する)」です。

この表現は、文字通りに解釈すると「炎の下に来る」となるのですが、そこから想像できるように「激しい批判の的になっていること」を表現することができます。

なので、いわゆる「炎上騒ぎ」のようなのとは少し違うかもしれませんが、状況的には似ており、日本語で言うところの「炎上」を表現することが可能です。因みに、この「come under fire(炎上する)」は、ネット上だけに限らず、実社会で批判を浴びるという意味合いが強い表現になっています。

具体的な例文としては「The influencer came under fire for making harsh comments on her twitter.(そのインフルエンサーはツイッターできついコメントをして批判を浴びた)のように使います。

 

●「come under fire(炎上する)」を使った例文
・The influencer came under fire for making harsh comments on her twitter.
・そのインフルエンサーはツイッターできついコメントをして批判を浴びた
●「come under fire(炎上する)」を使った会話文
・Aさん : We need English to catch up with globalization.
・Aさん : グローバリゼーションについていくには英語が必要だよ
・Bさん : I know. But globalization comes under fire due to the virus outbreak these days.
・Bさん : そうだね、でも今、グローバリゼーションはウイルスの大流行のせいで批判されているよね
・Bさん : People even say it caused the outbreak of the virus.
・Bさん : グローバリゼーションのせいでウイルス大流行が起きたという人さえいる
・Aさん : That’s an extreme idea, I think.
・Aさん : それは大げさだと思うよ

 

 

炎上は英語で?(物議をかもす、議論の的となる)

 

 

最後にご紹介する「炎上」の英語表現は「controversial(物議をかもす、議論の的となる)」です。

この「controversial」 は「物議をかもす、議論の的となる」という形容詞で。実際には、そこまで激しく叩かれるほどのニュアンスはないのですが、賛否両論ともに話題になったという意味あいになります。

具体的な使い方としては「He left a controversial comment on his twitter.(彼はツイッターに議論を起こすようなコメントを残した)」のように使います。

 

●「controversial(物議をかもす、議論の的となる)」を使った例文
・He left a controversial comment on his twitter.
・彼はツイッターに議論を起こすようなコメントを残した

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたでしょうか?

因みに、ネット上での嫌がらせは、英語で「Trolling」と言います。この「Trolling」のという言葉の語源は、空想上の生物「トロール」から来ていて、ゲームや映画の世界ではよく登場する架空の生き物です。イメージとしては、ハリーポッターに出てきた「トロール」みたいな感じですね。

この「トロール」という生き物は、薄暗いところに住んでいて、人間に嫌がらせをする生き物なのですが、そこからイメージが膨らんで、「ネット上で陰から嫌がらせをするという行動」を表現する際に使われるようになりました。

SNSの普及で、いろいろな意見が飛び交うようになりましたが、炎上する側だけでなく、批判する側も陰湿な嫌がらせはしないように気をつけたいですね。

 

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